不登校のご相談

不登校児支援 

文部科学省の調査では、「不登校児童生徒」とは「何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています(引用元:文部科学省「不登校の現状に対する認識」)。

小中学生の不登校児は2017年に14万人を超え、2021年には24.5万人になるなど、不登校の急速な増加は社会問題化しています。

しかし、増えていく不登校に対して、社会的に明確な対応策が無いのが現状かもしれません。
不登校とひとくくりにしても、 『学校に行きたくても行けない』という状態と 『学校に行きたくない』という状態に分かれることが多いです。

『学校に行きたくない』状態では、学校に行きたくない背景を知ることが重要です。
しかし、思春期のお子さんは本音をなかなか話してはくれないことも考えられます。
大人の価値観を交えずに、お子さんの『学校に行きたくない』状態を許容する姿勢が求められるケースも多く存在します。

一方、『学校に行きたくても行けない』状態の場合は、お子さんの心理的な葛藤はもちろんですが、身体的に不具合が発生していることも考えられます。

学校に行きたくても行けない
起立性調整障害(OD)

自律神経の失調により、脳の血流量が低下し、【朝起きられない、めまい、倦怠感、食欲不振、立位時の気分不良、動機、頭痛、いらだち、夜眠れない、失神など】が起こる身体疾患です。

多くは午前中に症状が強くあらわれ、昼や夕方以降に症状が軽快するため、怠け・さぼりと誤解を受けることも多いようです。

気持ちの状態だけが要因ではないため、励まし、叱責、根性論、責任論だけではうまくいかない【場合によっては逆効果になる】こともあります。

起立性調整障害(OD)と鍼灸の相性

鍼灸が得意とすることのひとつに、自律神経のバランスを整えることもあげられます。

鍼灸で自律神経に働きかけることで、起立性調整障害(OD)の自律神経失調反応はいくらかの変化が見込まれます。

そして、個人的な考えですが、成長期による肉体の急成長による「肉体」と「自律神経」成長速度のアンバランス(自律神経の成長が肉体の成長に追いついていない)も起立性調整障害(OD)の一因なのではないかと考えています。

鍼灸で、肉体と自律神経のバランスを取るように働きかけることで、お子さんの心身は安定を取り戻すかもしれません。

もちろん、医師の指示をまもり病院と連携していくことが最重要となります。

まずは身体から整えてみませんか?

学校に行きたいけれど身体の不調で行けない子はもちろん、学校に行きたくない子も
【まずは、身体から整えてみませんか?】

・親子の話し合い
・専門家によるカウンセリング
・学校以外の選択肢も視野に入れる

ということも大切なのですが、子どもたちなりに色々な想い葛藤を抱えていて、
・頭はパンパン、
・身体はカチカチ、
・エネルギーは空っぽ
といった状態になっていて、思考がまとまりにくくなっているかもしれません。

まずは、身体を整えることが最優先です。
身体を整える
ことで、少し余裕が生まれて
・気持ちも整理され、
・身体は緩み、
・エネルギーが回復
していきます。

そうすると思考もまとまりやすくなり

・親子の話し合い
・専門家によるカウンセリング
・学校以外の選択肢も視野に入れる

ということもうまくいく可能性は高まります。


当院は、
怖くない『ささない鍼』での身体のケア
国家資格『公認心理師』によるカウンセリングも対応できます。

【オンライン】で『不登校児の保護者のための講座』
ご利用いただけます。

お子様の不登校でお悩みの方は、一度、当院にご相談ください。

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